展示・イベント

レポート

パリでは毎年秋に一夜が限りの現代アート祭典を行われ、今年で５周年を迎えます。今年は姉妹都市の京都でも開催される事になり、The Terminal KYOTOもその一つの会場に展示して下さいました。

日本人、野村春花様は草木染のカバンを展示して下さり、また、フランスのデザイナーと、日本人の職人がコラボレーションした作品は、例えば帯締めをネックレスにした物などが並んでいます。このコラボは文化の違い、言葉の壁で最初はコミュニケーションが難しかった様です。日本技術の伝承が、今の時代のやりかたで世界に広まっていくのですね。フランスのモード造形作家のMicha Deridderさんは、斬新な服を数多く展示して下さり、驚きの連続でした。それが町家に並ぶ面白さです。映像も流し、防空壕や離れも使った町家全体を存分に使って頂きました。

日本人には見られない発想力に、文化の違いが面白く、相互刺激し合う、個性豊かな展示でした。