展示・イベント

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スケジュール

最新情報

  • 2023年5月5日(金)

    室礼展 SHITSURAI -Offerings Ⅸ 体験イベント「桶に入ってみませんか?」
    土間に展示中の作品、高さ約140cmある桶は、徳島県で活動する桶職人 湯浅啓司の作品です。
    徳島県の発酵茶「阿波番茶」を作る為のもの。
    イベントではまず、桶職人 中川周士と近藤太一によるコアな桶トークをお聞き頂いた後、あなたもこの大きな桶に入って発酵されている気分になっていただきます。
    桶職人によるトーク、発酵に使われる桶、そしてあなたという存在。
    その沢山の要素が融合して醸し出される、新たな体験をお楽しみください。
  • 2023年4月30日(日)・5月7日(日)

    室礼 SPECIAL EVENTS ②古川友紀と桑野聖子によるコンテンポラリーダンスパフォーマンス
  • 2023年4月8日(土)

    室礼 SPECIAL EVENTS ①パネルディスカッション「Vanishing Border」with John Choy(ジョン チョイ)& Chiu-yin(レオン チウイン)
    消えゆく境界線:
    写真家ジョン チョイは、研究者のレオン チウイン、デズモンドウォンと共に、2013年以来、ポストコロニアル時代の香港と中国本土の間で移り変わる境界線の風景を記録し続けている。
    戦後、この地政学的緩衝地帯は、近年の大規模なインフラ開発に至るまでは、その農村と伝統的な慣習が守られてきた。チョイはこの閉鎖的な地域に移り住み、長年にわたり、大判のパノラマ風景写真を通して、境界線の消失の大きさを捉えてきている。解体、抗議活動、祝祭行事などを撮影した彼の写真からは、個人の意志と地政学的な力との間で終わることのない最前線の緊張を感じとることができる。

    Vanishing Border:
    Photographer John Choy, together with researchers Leung Chiu-yin and
    Desmond Wong, has been documenting the changing border landscapes
    between postcolonial Hong Kong and mainland China since 2013. In the
    postwar era this geopolitical buffer had protected its rural villages
    and traditional practices only until the recent massive-scale
    development of infrastructure. Choy moved into this closed-off area and
    for years captured the magnitude of the border’s disappearance through
    large-format panoramic landscape photographs. His images of demolition,
    protests, and festive events allow us to experience firsthand the
    never-ending frontline tension between individual will and geopolitical
    forces.

  • 2023年4月2日(日)~5月14日(日)

    室礼 SHITSURAI -Offerings Ⅸ- The Shore of Two Infinities-
    本展では木桶職人と写真作家による展示を行う。
    日本の手仕事による木桶は、容易に水を溜められるように精密に作られている。
    満たす行為は人の知覚の象徴となり、その壁を隔て二つの領域を形成する。外には定義や認識できない不可視のものが存在し、内には宇宙があり、その空間にあるものを守り、蓄積し、変化させる場所でもある。
    それは自然から技術により機能を抽出する工芸の原点であるが、その美しさによって日常生活の中で未知なるものを感じさせ、可能性を思い起こさせてくれる。        
    写真においても、美しさと実用性は密接に関係している。主な道具である感光性表面は、未知なものを何かに変換し、持ち還ることを可能にさせる。
    冒険者として石が水面を弾き越えるように、人の知覚の限界を超え楽しむことができる。
    一瞬の美しさは触媒となり、再び手の届かない広大な世界へ消える前に捉えられる。
    写真には人の心を動かし、静かに境界を越える力がある。
  • 2023年3月18日(土)

    Special Sweets Time
    特別な1日。
    この日だけのメニューが登場するSpecialSweets Time。
    この日は苺を使ったSweetsとワインとのマリアージュをお楽しみください。

  • 2023年3月12日(日)~3月26日(日)

    「心の窓 ~やさしい時間~」女流日本画家3人展 ―菊池貴子、武田裕子、森萌衣―
    桜の開花を待つ春の陽気を感じるこの頃、その一枚が部屋にあるだけで、穏やかで優しい気持ちになれたり、ホッと一息をつけたり、懐かし思い出を思い出したり……。
    繊細で柔らかな色調の日本画展を行います。東京藝術大学で教鞭をとる武田裕子さん、京都市立大学で後輩の指導に当たる森萌衣さん、東京藝術大学を卒業後、日本画と七宝を組み合わせて独自の新境地を切り開き、高い評価を受けている菊地貴子さん。
    今、最も期待されている女流画家3人が「やさしい時間」を描きます。
    是非、ご高覧いただければ幸いです。
  • 2023年3月3日(金)~3月5日(日)

    光象展
    日本各地で活躍されている陶磁、彫刻、紙、木工、京金網、ガラス、水墨画、友禅、紬織、彩色、いけばな、造園、表具の全13分野にわたる作家が一同に会し、豊かな表現を展開する《光象展》を開催いたします。
    今回は第10回となります。
    展示と同時に販売も行いますので、ぜひご高覧ください。
  • 2023年2月12日(日)~2月26日(日)

    木とそのたの精霊|Trees and other spirits|Bäume und andere Wesen
    復元された京町家 The Terminal Kyoto の数多い部屋には何かの気配が感じられます。
    その空間に主に”木”という多彩な存在との向き合いから生まれた作品を融合させ、訪れた方々にご自身の感情や記憶、普段とは違う感覚を蘇らせる機会を与えることができればと願っています。
    水彩画・能面・立体や映像作品を含む当展覧会で新しい世界感を味わっていただければ幸いです。
  • 2022年12月23日(金)~12月29日(木)

    京都暦原画展ー日日(にちにち)だより2022冬号ー
    京都に移り住んで15年。東北出身の私目線で選んだ季節のひと場面。
    「京都ならでは」を暦にしてみました。皆様はどう感じるでしょうか。
    ステンシルでつくった2023年京都暦の原画を、刺繍 を施した 額に入れ展示します。
    ぬいこの日々を垣間見れる刺繍作品も初お披露目!
    年の瀬のお忙しい時期ではございますが是非お立ち寄りいただけましたら幸いです。
  • 2022年11月23日(水・祝)~12月18日(日)

    墨に生き、黒で遊ぶ
    紅葉の秋だからこそ、逆に「日本の墨の漆黒の美しさ」を極めたい!
    ふたりの女性アーティストにかかると、黒一色といえども、グラデーションやにじみ、立体感など、素材の和紙とのコンビネーションで、多彩な表現が生まれます。
    日本画科の武田裕子氏は東京藝術大學で教鞭をとっており、中国でも研鑽を積まれました。
    今回は、墨の濃淡を生かしたモダンな絵画に挑戦します。 
    文化庁新進芸術家海外研修員としてNYに派遣され、海外のギャラリーやアートフェアでも絶賛された玉井祥子氏は、和紙を起毛した立体的な作品が評判です。
    一昨年に京都に居を移したことを契機に、日本の仏像の美しさを墨一色で繊細に表現します。
    東と西の文化をそれぞれ学んだふたりの黒を極めたアート、是非ご高覧ください。
  • 2022年11月7日(月)~11月20日(日)

    野中 梓 展
    あるとき自宅の壁が、時間帯や天候や周りに置いている物の影響などによって様々な色味に変わることが気になった。
    油絵具で絵を描く・絵具の色で対象を見るという経験を持っていたために、見つけられた光景だと思っている。
    そうしたささやかな変化に出会えることはとても嬉しい。

    今回の個展では、壁面や冷蔵庫、テレビ画面など、自宅にある平らなものをモチーフにした絵画作品を展示する。
  • 2022年9月23日(金)~10月10日(月)

    上田普 書作品展-山水sansui
    「山は水を以て血脈となし、草木を以て毛髪となし、煙雲を以て神彩となす」山は静的であり、水は動的で雲や霧なども含め無限。
    また地球上の天地でもあり、その天地の気を集めると石になるという。
    雄大な自然も、小さな石も等しく山水。
    様々なジャンルのアーティスト、企業とコラボレーションしつつ京町家の中に書の山水を持ち込みます。
  • 2022年9月10日 (土) ~9月19(月)

    「一間」片岡愛貴 銅版画作品展
    このたび「 一間 片岡愛貴 銅版画作品展 」を開催することとなりました。
    片岡愛貴は福井県に生まれ、京都の大学で日本画を学んだのち銅版画を専攻します。
    アクアチント技法により写し出されるモチーフはあくまでも光を捉えるための媒体であり、表現の本質は捉えきれないものとして画面に存在しています。
    制作に膨大な時間を要するため作品の数は少なく、本展覧会は初の個展となります。海外でも高い評価を得た作品をこの機会に是非ご覧くださいませ。
  • 2022年8月6日

    Special Sweets Time
    特別な1日。
    1年ぶりの開催となったSpecialSweetsTime。
    この日しか召し上がれないspecialsweetsをお楽しみください。
  • 2022年8月5日(金)~8月21日(日)

    frame of self
    書家/アーティスト 國廣沙織の個展を開催いたします。作家自身の過去最大規模の展示となります。
    社会の多様性をテーマとした掛け軸『frame of self』、小野小町の和歌を題材にした『hananoiroha』、新作の山の稜線と仮名文字をテーマにした陶の作品『ridge’s lines』他多数展示します。
    また、國廣沙織デザインのジュエリー『Hiragana』の販売も行います。

    -「frame of self」ステートメント-
    私は性別や社会的属性など現代社会の環境の中で、無意識のうちに求めている自分の理想像と本来の自分とのギャップを感じることがよくあります。一方、表具屋の夫に表装を依頼した時に、掛け軸の基本的な構造は古くから踏襲されており、今も変わらないことを知りました。それらの環境や構造を受け入れることに疑問を抱き、多様な人々の環境に見立てた新たな構造を試みています。