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2026年6月4日(木)~6月10日(水) 展示
- してん の交差
- 視点は見ることであり、始点は始まりであり、支点は支えることである。
今回のテーマの“してん”はこれらが交差する場所である。とするなら、そこは曖昧さを生み出す場所でもある。
ある事象は突き詰めてゆくと、そこには必ず複数の意味がある事に気づかされる。物づくりに携わるわたし達は決められない複数の“してん”の揺らぎを表現する。
本展の出展メンバーは京都市立芸術大学で日本画、漆工、染織、陶磁器とそれぞれ異なる分野を専攻してきた。
それぞれの素材や表現を知るにつれ、互いの作品の中に、新しい“してん”の気配を感じてきた。そうした中、今回の展示の舞台であるThe Terminal KYOTOという空間に出会った。それは京都町家という伝統的な生活文化である。
わたし達はそこにも新たな“してん”を見いだす事が可能であると確信し、作品作りを試みる。
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- 光象展
- 日本各地で活躍されている陶磁、彫刻、紙、京金網、ガラス、絵画、染織、彩色、いけばな、造園、表具など、様々な分野の作家が一同に会し、豊かな表現を展開する《光象展》を開催いたします。
12回目を迎える今回の光象展では、哲学者・鞍田崇さんと紙・嘉戸浩さんの対談も予定しております。
展示と同時に販売もいたしますので、ぜひご高覧ください。
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2026年5月13日(水) イベント
- 詩の朗読|poetry reading
フォレスト・ガンダー|Forrest Ganderさんと田中裕希|Yuki Tanakaを中心の朗読会 - KYOTOGRAPHIEのKG+「室礼(しつらい)— Offering XII — Pause」展の一環として、ザ・ターミナル京都にて詩の朗読会を開催いたします。
ゲストに、ピューリッツァー賞受賞詩人であり翻訳家でもあるフォレスト・ガンダー氏、そして全米批評家協会賞(詩部門)ノミネート詩人・翻訳家の田中祐貴氏をお迎えできることを心より嬉しく思います。
今回のイベントは、詩人・作家・翻訳家であり京都大学教授の吉田恭子氏が、同大学でのワークショップに両氏を招待したことがきっかけで実現しました。
翻訳とは、時間と言葉を超えた創造的なコラボレーションです。当日は、翻訳と友情によって結ばれた多様な声が共鳴し合う場となるでしょう。
温かく親密な空間のなか、フォレスト・ガンダー氏と田中裕希氏に加え、吉田恭子氏、木坂宏次朗氏、フォスター・ミックリー氏が登壇し、お互いに翻訳し合ったそれぞれの作品を朗読します。
We have the joy to welcome Pulitzer Prize poet and translator Forrest Gander, and National Book Critics Circle Award in Poetry Nominee, Poet and translator Yuki Tanaka, for a poetry reading at the Terminal Kyoto, within the context of KYOTOGRAPHIE’s KG+ Shitsurai - Offering XII - Pause exhibition.
Following the invitation of poet, writer, translator - and professor Kyoko Yoshida to hold a workshop at Kyoto University, the poets will gather in a polyphony of voices, in translation and friendship: translation is a creative collaboration across time and language. Set in a warm and intimate setting, Forrest Gander and Yuki Tanaka will be joined by Kyoko Yoshida, Kojiro Kisaka, Foster Mickley, who will read each other’s works, in their own translation of each other.
- 詩の朗読|poetry reading
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2026年5月9日(土) イベント
- 室礼ワークショップ 版画ワークショップ
- このワークショップでは、版画の基本的な技法を学び、彫りやすい柔らかいゴム版を使用し、単色版画を制作します。
自分のオリジナルのデザインを線と面で表現し、質感や表現力を加えることをできます。
作業の流れは、まず様々な彫刻刀を使って印をつける練習をし、その後に絵を描いて手彫りの版を作り、版にインクを塗て、最後は和紙に印刷をします。版画の全工程を一つずつ分かりやすい説明で丁寧に解説し、終了後には、版画数枚と彫刻した版をお持ち帰りいただけます。
ワークショップに必要な材料はこちらで用意します(10cm×15cmのゴム版、彫刻刀、トレーシングペーパー、鉛筆、インク、ローラー、インクトレイなど)
初心者の方から、あらゆる分野のクリエイターまで、版画に挑戦してみたい方を歓迎します。
自分のために少しゆったりしたお時間をとり、クリエイターたちと一緒に創造的なひとときを過ごしませんか?
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2026年5月2日(土) イベント
- 室礼ワークショップ「善き眼」を開く:見るという行為のメカニズム
- このワークショップでは、私たちの心にあるフィルターや連想、そして誰もが持つ基本的な偏見。
つまり好き嫌いを取り除くために必要な、基礎的なスキルを養うことに焦点を当てます。
これは厳密な意味での写真講座ではありません。概念的なこだわりから解放された存在状態と心の状態を育むことが目的です。
そうして初めて、新鮮で無条件な知覚の体験が可能になります。そしてカメラを簡素な手段として用い、見たままの知覚を正確に表現できるようになるのです。
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4月25日(土) イベント
- 室礼ワークショップ「ディープシーイング・ワークショップ 写真撮影への瞑想的アプローチ」
- このワークショップでは、カメラを手にしながら、受容性に満ちた広がりのある状態へと身を委ねていく方法を探ります。
「ディープ・シーイング(深く見ること)」のワークフローは、「受け取ること/明確にすること/提供すること」という三つの段階から成り立っています。
ディープ・シーイングは、共鳴的な気づきの状態へと入る感覚を育み、他者と分かち合うための写真表現の選択を導いてくれます。
本ワークショップでは、「撮る・撮影する・捉える」といった従来の写真観から、私たちを解き放つアプローチについて考察します。
写真を対象をつかみ取ったり、技術を誇示したりするための手段として用いるのではなく、歩みをゆるめ、今この瞬間に身を置くことを学び、日常の中で育まれた気づきの表現として、静かに差し出すことを目指します。
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2026年4月18日(土)ー5月17日(日) 展示 開催中
- 室礼 SHITSURAI -Offerings XII – PAUSE
- PAUSE…
思慮深い写真というものにおいて、イメージを生み出すためには「自らの知覚を理解すること」が重要です。
心を鎮め、目の前にあるものをありのままに見つめ、その本質を受け取ること、それは意図的にPause立ち止まるということです。
それは簡単なことではありません。
私たちは本能的に急ぎ、考えすぎ、気を散らし、衝動的に何かを掴もうとしてしまうからです。
バリ島では年に1度、完全な沈黙の日が設けられています。誰も話さず、誰も働きません。
それは内省と瞑想のための一日で、「ニュピ(Nyepi)」と呼ばれています。
バリの人々にとって、この沈黙というPause立ち止まりは、人生と文化の均衡を保つために欠かせないものです。前へ進むために、心をリセットするための時間なのです。
コロナ禍は、厳しく困難な時期でした。生活や仕事は突然中断され、世界は否応なく立ち止まり、多くの命が失われました。
その一方で、新たなプロジェクトが始まり、小説が書かれたという数多くのエピソードも生まれました。
日常の流れが断ち切られたことで、これまでとは異なる経験が立ち上がる余白が生まれた人もいたのです。
芸術家や職人にとって、創作には〈余白〉が不可欠です。創作とは、ゆっくりとした、深く集中した関わりを求める行為です。
立ち止まることは、創造に付随するものではなく、創造そのものの基盤なのです。
現代社会において、私たちは次々と現れる刺激へと、加速度的に投げ出されています。静かに向き合う時間や、深く関わるための空間は、ますます希少なものとなっています。
だからこそ、第12回「室礼展」では、皆さまをこの〈間〉へとお招きします。ひと呼吸置き、速度を緩め、心をほどき、あらためて整えるために。
「人類のあらゆる問題は、人がで静かに部屋に座っていられないことに起因する。」
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2026年3月27日(金)〜4月12日(日) 展示
- 現代性の環境—後半—
- 「現代性の環境」は、科学的知性と芸術的感性の融合を建学の理念に、メディア表現の先駆的研究を行う情報科学芸術大学院大学[IAMAS]の学生有志による芸術実践を中心に紹介する展覧会です。現代社会を生きる私たち、とりわけ若い世代が直面する切実かつ避けがたい問いに、メディア表現を探究する多様な視座から向き合います。
高度に発達したメディア環境は、利便性や効率性をもたらす一方、価値観や感覚の同質化を加速させ、個々の知覚や思考のあり方に強い圧力を及ぼしています。
こうした状況において、芸術的実践は、その同質化に抗する批判性や、別様のリアリティを構想する力を獲得しうるでしょうか。
リアリティを揺るがす技術的条件、人工知能に象徴される知覚や判断の再編成、身体とテクノロジーの関係性の変容——それらを前に、メディアを介した創作はいかにあるべきかという問いが、
あらためて浮上しています。さらにエコロジーの問題は、自然環境のみならず、主体・社会・人工物・テクノロジーを含む存在論的な射程へと拡張されつつあります。
惑星規模のオイコノミアのなかで、芸術表現は、環境とともに生きる思考の枠組みをいかに問い返すことができるのでしょうか。
「現代性の環境」は、私たち自身の実践によって問い直され、更新され続けます。本展は、その環境に対して、芸術がどのように関与しうるのかを、現在進行形の問いとして提示します。
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2026年3月7日(土)~3月23日(月) 展示
- 現代性の環境—前半—
- 「現代性の環境」は、科学的知性と芸術的感性の融合を建学の理念に、メディア表現の先駆的研究を行う情報科学芸術大学院大学[IAMAS]の学生有志による芸術実践を中心に紹介する展覧会です。現代社会を生きる私たち、とりわけ若い世代が直面する切実かつ避けがたい問いに、メディア表現を探究する多様な視座から向き合います。
高度に発達したメディア環境は、利便性や効率性をもたらす一方、価値観や感覚の同質化を加速させ、個々の知覚や思考のあり方に強い圧力を及ぼしています。
こうした状況において、芸術的実践は、その同質化に抗する批判性や、別様のリアリティを構想する力を獲得しうるでしょうか。
リアリティを揺るがす技術的条件、人工知能に象徴される知覚や判断の再編成、身体とテクノロジーの関係性の変容——それらを前に、メディアを介した創作はいかにあるべきかという問いが、
あらためて浮上しています。さらにエコロジーの問題は、自然環境のみならず、主体・社会・人工物・テクノロジーを含む存在論的な射程へと拡張されつつあります。
惑星規模のオイコノミアのなかで、芸術表現は、環境とともに生きる思考の枠組みをいかに問い返すことができるのでしょうか。
「現代性の環境」は、私たち自身の実践によって問い直され、更新され続けます。本展は、その環境に対して、芸術がどのように関与しうるのかを、現在進行形の問いとして提示します。
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2026年2月17日(火)~3月1日(日) イベント
- CRAFTED MODERNISM|手仕事と構造美の共鳴
—機能美を超えたフォルム—ジャンヌレの思想を、現代に継ぐ。 - 京都の街を歩く途中、特別な目的もなく進んでいるはずなのに、なぜか足取りがゆっくりになる瞬間があります。
視界の端に入り、説明されなくても「何かが違う」と感じる佇まい。
本ポップアップでは、そうした直感に静かに作用する存在としての家具を提示します。
1950年代、建築家 Pierre Jeanneret は、インド・チャンディーガルの都市計画において、建築と生活の間に自然に溶け込む家具を構想しました。
そこにあるのは装飾ではなく、構造・素材・手仕事が必然として重なった美しさです。
Pierre Jeanneret Tokyoは、その思想を忠実に継承した復刻家具を通じて、現代の空間と生活に無理なく馴染むかたちで紹介します。
- CRAFTED MODERNISM|手仕事と構造美の共鳴
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2025年12月12日(金)~12月27日(土) 展示
- 石に話すことを教えるーー生の〈技術〉
- 展覧会「石に話すことを教える——生の〈技術〉」は、人新世における根本的な問いである技術(わざ、知、芸)を、「生に根ざす力」としてとらえ直し、新たな視座を提案する。
世代や文化の異なる作家たちが、アートを通じて私たちの拠って立つ文明のあり方を問い、生に内在する技術のあり方を思考する。
石は文明の初めから人類と共にあり、束の間の我々の生を超えて遥かな記憶をその内に宿してきた。
アメリカの詩人アニー・ディラードは『石に話すことを教える』(1983)において、ガラパゴス諸島で出会った青年の仕事を崇高であると評した。
人類の文明とは、何も意味していない宇宙の中に秩序や法則を見出すこと、宇宙を人間化し、世界を人工的なイメージや言語によって満たしてゆくことにほかならない。
そして、私たちはいかに高度な科学とテクノロジーを発展させても、世界を人間化できないことを知るのであり、生命と物質についての考えを新たにするのをやめることはない。
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2025年11月12日(水)~11月25日(火) 展示
- やまわき てるり個展「たましいのいれもの ー Container for the Soul」
- 金沢を拠点とする陶芸家、やまわきてるりが、関西で初となる個展「たましいのいれもの」を開催します。
やまわきは、海外生活で触れた多様な価値観や、日本に帰国してから再認識したという自然信仰や精神性を出発点に、「見えないけれど確かにそこにある何か」との関係性を意識させるような陶作品を制作してきました。
展覧会の舞台は築80年を超える伝統的な京町家建築The Terminal KYOTO。
不思議な存在感を持つやまわきの作品と空間、観客とが静かに響き合う場が生まれるでしょう。
— text by 勝治真美(滋賀県立陶芸の森)
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2025年10月18日(土)~11月2日(日) 展示
- ひとり(ぼっち)
- 奇妙なウィルスの拡散によって世界中が停止した2020年1月。振り返れば、その後の数年間はかつてないほどの静けさに包まれていました。
しかし戦争や内紛は止むことなく、政治的混乱は今もなお続いています。
一方、AIの急速な進化と私たちの生活への介入によって、人間がこれからどのような存在になりうるのかを見通すことはきわめて困難になりました。
それゆえでしょうか、インターネットやSNSを介して誰もが誰かと即時に繋がるようになったにもかかわらず、人々は常に不安を抱え、どこにいても孤独感に苛まれているように思えます。
「孤独」をテーマにした本展は、東・中央アジア地域の10都市にあるゲーテ・インスティトゥートが共同展開するプロジェクトSolitude: Loneliness & Freedomの一部として企画されました。
平面、立体、映像、インスタレーションなど、国内外のアーティスト5名1組の作品を通じて、ネガティブでありながらポジティブにもなりうる日本人特有の孤立感情を「ひとり(ぼっち)」と名づけて検証します
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2025年9月24日(水)~10月13日(月) 展示
- 不在
- 旅とは、新しい場所へ向かうことであると同時に、これまでいた場所から離れることでもあります。
それは地理的な移動に限らず、人生の歩みや時間の流れもまた旅といえるでしょう。
そして、その背後には必ず不在が生まれるのです。
不在は、単なる欠如ではありません。
むしろ、私たちが在ることを強く意識させる契機となります。
成長や変化の中で振り返ると、かつての場所や時間が確かにそこに在ったと気づくように。
あらゆるものは移ろい、とどまることはできません。
人生という旅の途上で生まれる不在は、その無常を映し出します。
だからこそ、私たちはこの刹那に確かさを見いだすのではないでしょうか。
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2025年8月19日(火)~9月2日(火) 展示
- 京の浮世
- 本展示では京都芸術大学キャラクターデザイン学科の学生が古典美術の魅力を現代の表現技法で再解釈し、ゴールドトナーという特殊印刷などを用いてThe Terminal Kyotoの一角を彩る作品を制作しました。
古典作品が歴史を超えて現代学生の感性によりどう変化したのか、作品の数々をどうぞご覧ください
