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2023年4月2日(日)~5月14日(日) 展示
- 室礼 SHITSURAI -Offerings Ⅸ- The Shore of Two Infinities-
- 本展では木桶職人と写真作家による展示を行う。
日本の手仕事による木桶は、容易に水を溜められるように精密に作られている。
満たす行為は人の知覚の象徴となり、その壁を隔て二つの領域を形成する。外には定義や認識できない不可視のものが存在し、内には宇宙があり、その空間にあるものを守り、蓄積し、変化させる場所でもある。
それは自然から技術により機能を抽出する工芸の原点であるが、その美しさによって日常生活の中で未知なるものを感じさせ、可能性を思い起こさせてくれる。
写真においても、美しさと実用性は密接に関係している。主な道具である感光性表面は、未知なものを何かに変換し、持ち還ることを可能にさせる。
冒険者として石が水面を弾き越えるように、人の知覚の限界を超え楽しむことができる。
一瞬の美しさは触媒となり、再び手の届かない広大な世界へ消える前に捉えられる。
写真には人の心を動かし、静かに境界を越える力がある。
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2023年3月12日(日)~3月26日(日) 展示
- 「心の窓 ~やさしい時間~」女流日本画家3人展 ―菊池貴子、武田裕子、森萌衣―
- 桜の開花を待つ春の陽気を感じるこの頃、その一枚が部屋にあるだけで、穏やかで優しい気持ちになれたり、ホッと一息をつけたり、懐かし思い出を思い出したり……。
繊細で柔らかな色調の日本画展を行います。東京藝術大学で教鞭をとる武田裕子さん、京都市立大学で後輩の指導に当たる森萌衣さん、東京藝術大学を卒業後、日本画と七宝を組み合わせて独自の新境地を切り開き、高い評価を受けている菊地貴子さん。
今、最も期待されている女流画家3人が「やさしい時間」を描きます。
是非、ご高覧いただければ幸いです。
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- 光象展
- 日本各地で活躍されている陶磁、彫刻、紙、木工、京金網、ガラス、水墨画、友禅、紬織、彩色、いけばな、造園、表具の全13分野にわたる作家が一同に会し、豊かな表現を展開する《光象展》を開催いたします。
今回は第10回となります。
展示と同時に販売も行いますので、ぜひご高覧ください。
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2023年2月12日(日)~2月26日(日) 展示
- 木とそのたの精霊|Trees and other spirits|Bäume und andere Wesen
- 復元された京町家 The Terminal Kyoto の数多い部屋には何かの気配が感じられます。
その空間に主に”木”という多彩な存在との向き合いから生まれた作品を融合させ、訪れた方々にご自身の感情や記憶、普段とは違う感覚を蘇らせる機会を与えることができればと願っています。
水彩画・能面・立体や映像作品を含む当展覧会で新しい世界感を味わっていただければ幸いです。
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2022年12月23日(金)~12月29日(木) 展示
- 京都暦原画展ー日日(にちにち)だより2022冬号ー
- 京都に移り住んで15年。東北出身の私目線で選んだ季節のひと場面。
「京都ならでは」を暦にしてみました。皆様はどう感じるでしょうか。
ステンシルでつくった2023年京都暦の原画を、刺繍 を施した 額に入れ展示します。
ぬいこの日々を垣間見れる刺繍作品も初お披露目!
年の瀬のお忙しい時期ではございますが是非お立ち寄りいただけましたら幸いです。
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2022年11月23日(水・祝)~12月18日(日) 展示
- 墨に生き、黒で遊ぶ
- 紅葉の秋だからこそ、逆に「日本の墨の漆黒の美しさ」を極めたい!
ふたりの女性アーティストにかかると、黒一色といえども、グラデーションやにじみ、立体感など、素材の和紙とのコンビネーションで、多彩な表現が生まれます。
日本画科の武田裕子氏は東京藝術大學で教鞭をとっており、中国でも研鑽を積まれました。
今回は、墨の濃淡を生かしたモダンな絵画に挑戦します。
文化庁新進芸術家海外研修員としてNYに派遣され、海外のギャラリーやアートフェアでも絶賛された玉井祥子氏は、和紙を起毛した立体的な作品が評判です。
一昨年に京都に居を移したことを契機に、日本の仏像の美しさを墨一色で繊細に表現します。
東と西の文化をそれぞれ学んだふたりの黒を極めたアート、是非ご高覧ください。
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2022年11月7日(月)~11月20日(日) 展示
- 野中 梓 展
- あるとき自宅の壁が、時間帯や天候や周りに置いている物の影響などによって様々な色味に変わることが気になった。
油絵具で絵を描く・絵具の色で対象を見るという経験を持っていたために、見つけられた光景だと思っている。
そうしたささやかな変化に出会えることはとても嬉しい。
今回の個展では、壁面や冷蔵庫、テレビ画面など、自宅にある平らなものをモチーフにした絵画作品を展示する。
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2022年9月23日(金)~10月10日(月) 展示
- 上田普 書作品展-山水sansui
- 「山は水を以て血脈となし、草木を以て毛髪となし、煙雲を以て神彩となす」山は静的であり、水は動的で雲や霧なども含め無限。
また地球上の天地でもあり、その天地の気を集めると石になるという。
雄大な自然も、小さな石も等しく山水。
様々なジャンルのアーティスト、企業とコラボレーションしつつ京町家の中に書の山水を持ち込みます。
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2022年9月10日 (土) ~9月19(月) 展示
- 「一間」片岡愛貴 銅版画作品展
- このたび「 一間 片岡愛貴 銅版画作品展 」を開催することとなりました。
片岡愛貴は福井県に生まれ、京都の大学で日本画を学んだのち銅版画を専攻します。
アクアチント技法により写し出されるモチーフはあくまでも光を捉えるための媒体であり、表現の本質は捉えきれないものとして画面に存在しています。
制作に膨大な時間を要するため作品の数は少なく、本展覧会は初の個展となります。海外でも高い評価を得た作品をこの機会に是非ご覧くださいませ。
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2022年8月5日(金)~8月21日(日) 展示
- frame of self
- 書家/アーティスト 國廣沙織の個展を開催いたします。作家自身の過去最大規模の展示となります。
社会の多様性をテーマとした掛け軸『frame of self』、小野小町の和歌を題材にした『hananoiroha』、新作の山の稜線と仮名文字をテーマにした陶の作品『ridge’s lines』他多数展示します。
また、國廣沙織デザインのジュエリー『Hiragana』の販売も行います。
-「frame of self」ステートメント-
私は性別や社会的属性など現代社会の環境の中で、無意識のうちに求めている自分の理想像と本来の自分とのギャップを感じることがよくあります。一方、表具屋の夫に表装を依頼した時に、掛け軸の基本的な構造は古くから踏襲されており、今も変わらないことを知りました。それらの環境や構造を受け入れることに疑問を抱き、多様な人々の環境に見立てた新たな構造を試みています。
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2022年5月28日(土)~6月19日(日) 展示
- ファルマコン -新生への捧げもの-
- 毒と薬をともに意味することば「ファルマコン」には、捧げものという意味もある。「捧げる」とは所有を諦め、過去を抱きしめ未来に想いを託し、死者やこれから生まれる者たちを心から配慮すること。そのような関係を通じてこそ、私たちの生は意味を持ち、私たちは幸せに生きられる。アートは、私たちをそこに導く道標である。
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2022年4月9日(土)~5月8日(日) 展示
- 室礼 SHITSURAI -OfferingsⅧ- forest
- 木々の枝はその風の中ではそれぞれ違った動きをしているが、木々が揺れる時、根本では繋がっていることがよくわかる。 ‒ルミ
遠くから見ると、森は広大な海のように見える。
無数の木々で作られたひとつの共同体であり、無数の葉と広大な根のネットワークによって息づいている。
森は古くから人間に食料や木材を提供し、料理や寒い夜の暖房の燃料となり、建築や工芸品の材料となってきた。
日本は木の文化でよく知られ、京都の大寺院の多くは北の森から運ばれた大木で建てられている。
また、森に入ると静寂と自然の摂理に包まれ、森はいつでも私たちの心を活性化へと導く存在である。
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2022年3月20日(日)~2022年4月3日(日) 展示
- 祈り
- 世界中を旅して感じるのは、祈りが日常に溶け込み、生活の一部になっている国が多いことである。
彼らは一日に何度も祈りを棒げている。祈りは彼らに心の安らぎをもたらし、人々との繋がりをもたらしている。
純粋な祈りは、宗教も言葉も関係なく尊いものであり、美しいものであると感じる。
そんな彼らと祈りの場を共有し、感動した数々の瞬間をカメラに収めた。
コロナ禍で人々との繋がりが気薄になっている今でこそ、改めて祈りの大切さを感じるのである。
祈りとは願いの他に、他者への想いや感謝であったり、自分との対話であると思う。手を合わせて神に祈るだけでなく、日常の些細な行動や習慣にも祈りは溶け込んでいる。
祈りを意識することで、人は幸せを感じたり、生きている実感を感じられるのではないだろうか。
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2022年2月18日(金)~3月6日(日) 展示
- 常世の日記 DIARY OF THE UNDERWORLD
- アレック・フィンレイ(スコットランド)と、小川智彦による展覧会です。
2007年にたった一度顔を合わせて以来、二人は作品を通した共感を手掛かりにゆっくりと親交を深めてきました。
本展は2016年の名古屋での開催以来2回目です。今回展示する作品は、新型コロナウィルスが広がりはじめた後に制作したものです。
フィンレイのドローイングは自身の新型コロナウィルス感染による病床で制作されました。
小川は行動が制限された状況の中、より開けた風景を追求し、どこまでも連なる水平線の撮影を試みました。
両者の作品はいずれもこの困難な時の記録=日記であり、心の回復の手立てになりました。
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2021年12月4日(土)~12月19日(日) 展示
- うつろいの間 -蓮と共に-
- 2003年から始まり、現在まで続いている「蓮シリーズ」を中心に展示いたします。
今回の展示は「京町家と金属作品との親和性」をテーマにして金属作品と和空間を美しく調和させることを目的にしております。
長谷川作品以外に壁面のしつらいとして私の所有している絵画の茨木佐知子さん、版画 の田中路弦さん、染色の舘正明さんの作品を一緒に展示して空間作りに協力していただきました。
18年の間に様々に変容を遂げた蓮作品をご高覧ください。
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2021年11月19日(金)~11月28日(日) 展示
- 悲とアニマⅡ ~いのちの帰趨~
- 2015年3月に北野天満宮で開催した現代京都藝苑2015「悲とアニマ」展は、伝統的な日本的感受性とは何かを理論と実践の両面から考察する日本学術振興会科学研究費助成事業「モノ学・感覚価値研究会」の活動の一環であった。
当時、2011年3月11日に発生した東日本大震災の記憶が徐々に薄れつつある中で、改めてそれがもたらした衝撃と向き合い、そこから名もない全ての生の悲しみに心を寄せつつ、社会の安寧と賦活の方向性を模索する現代美術の展覧会であった。
2020年、私達は新たに新型コロナウィルス禍に見舞われた。
これまで盤石と思われていた近代文明が想像以上に脆弱であり、誰もが底知れぬ不安に包まれる中で、今改めて本当に大切なものとは一体何かが問われている。
古今東西の叡智が教えるように、生の充実は死と向き合う中にあり、そこにこそ伝統的な日本的感受性も自ずから現代的なかたちで立ち現れるのではないだろうかと思われる。
この観点から、東日本大震災から10年目の2021年に、現代美術の展覧会「悲とアニマⅡ~いのちの帰趨~」展は開催される。
第1会場である建仁寺塔頭・両足院では「彼岸」を、第2会場であるThe Terminal KYOTOでは「此岸」を象徴する展示を行う。
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2021年11月12日(金)~11月14日(日) 展示イベント
- 光象展
- 日本各地の様々な分野で活躍されている作家が一同に会し、豊かな表現を展開する《光象展》を開催いたします。
今回は第9回となります。展示と同時に販売も行いますので、ぜひご高覧ください。
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2021年10月23日(土)~11月7日(日) 展示
- 「未来の花見:台湾ハウス」 京都展
- 今回の展示は「花」をテーマに台湾と日本の友情を象徴します。
持続可能なアイディアと近年の代表的なデザイン事例を通して、台湾デザインの「リソースの統合」「社会への応用」「時代に応じるパワー」という三つの発想要素と文化的意味を伝えます。
展示の空間において「野の花園」とのコンセプトを中心に、台湾の自由な文化と豊富なデザインを味わっていただけます。
また更に台湾の桃園国際空港で漂うアロマである“台湾玄関口の香り”を用いて、時間と空間を越えて、未来の花見という宴で、お互いにまた会える日まで愛と祝福を届け合えるようという気持ちを込めて仕上げました。
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2021年9月11日(土)~10月17日(日) 展示
- 室礼 SHITSURAI -OfferingsⅦ- 工芸的生活のすすめ
- 私たちの社会は能率と効率を追求し、分単位あるいは秒単位でのスケジュールをこなす様になりました。
そんな加速化する時間の中で起こったコロナ禍。それは多くの命を奪い、多くの苦しみを生みました。
コロナ禍により強制的に止めることを余儀なくされた時間、私たちはこれからどの様に生きて行くべきかという問いを、突きつけ考えることを強要させられたとも言えるのではないでしょうか。
今回の室礼展は「工芸的生活のすすめ」をテーマに掲げてチームメンバーが考える豊かな生き方、生活の仕方、そこに流れる時間のあり方を表現しました。
いつもとはまた違った趣きの作品、空間そしてそこに流れる時間を、お楽しみください。
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2021年8月11日(水)~8月29日(日) 展示
- 大黒貴之 個展 「Cosmos」
- この度Art Agent Kaïchiは、彫刻家大黒貴之の京都で13年ぶりとなる個展「Cosmos」を開催します。
大黒は、2001年から2016年までの間2度にわたって渡独、合計約6年半ドイツを拠点に制作。現在は、故郷の滋賀県に戻り制作を続けています。
情緒を重んじる日本人としての概念と、ドイツでの活動で培った論理的かつ合理的な思想の間で揺れ動く自身を彫刻作品に落とし込みます。
本展で会場となるThe Terminal KYOTO は元呉服商家であった京町屋です。
伝統的な家屋には、⽞関や縁側という外でも内でもない空間が存在します。
ドイツ滞在中より発表を⾏ってきた⽩彫刻と⿊鉄枠の彫刻シリーズ「Cosmos (indoor No.02)」 もまた、シームレスな鉄枠の上⽅から吊り下げられた⽩い彫刻の周辺にある空間によって、内でもあり、外でもある両義の中で揺れ動き、日本の伝統的な空間で異質さをまといながらも、不思議と呼応しています。
様々なレイヤーで提示される、両義の間に存在する揺れを、会場で体感していただければ、嬉しく存じます。
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- 河井工房 三代展 – 河井武一、河井透、河井亮輝 –
- 河井寛次郎の甥、河井武一を初代とする河井工房。
民藝が持つぬくもりと実用性を両立した独自の京焼民窯を継承する。
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2021年7月3日(土)~7月24日(土) 展示
- 眼福 GAMPUKU 展
- がん-ぷく【眼福】〔名〕素晴らしいもの、珍しいものなどを見ることのできた幸せ。
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2021年6月14日(月)~6月26日(土) 展示
- 信ヶ原良和 彫刻展-2021 梅雨のお庭と彫刻を愛でる-
- 梅雨時期のお庭と金属彫刻が生み出す「陽の光・雨音・雫」が奏でるハーモニーをご堪能ください。
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2021年5月15日(土)~5月30日(日) 展示
- すべての毒を飲む
- 清らかに生きることを願うもたやすく叶わない、業の深い人間の叫びであるような絵をえがきます。
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2021年4月19日(月)~5月5日(水) 展示
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2021年3月13日(土)~3月28日(日) 展示
- 京都金属工芸協同組合創立50周年記念展示会
- 京都の伝統産業工芸者をもって組織し、組合員の技術、デザイン向上、業界の振興発展に寄与することを目的に設立された団体です。
先人達から受け継いだ凛とした美しさ、そして現代にあわせて変化していく美しさ、伝統の断片としてご覧頂き、少しでも心の安らぎに繋がれば幸いです。
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2021年2月19日(金)~3月7日(日) 展示
- 叢展 -それでも植物は揺るがない-
- 植物は地に根をおろす
定めた場所に逆らわず生きる
たとえその場所が不得手な地であろうとも
一所懸命だ
人の住めなくなってしまった土地にも雑草は繁茂し
人が眺めに来なくとも桜は咲く
植物は揺るがない
そんなたくましい地球の住人たちの揺るがない生から
力をもらう展示会
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- Art Fair The Terminal
- 風通しの良い町家の空間に美術作家13名が集い、自らアートフェアを開催する実験的な試みとなります。
変化を余儀なくされた世界と時代と共に移り変わるアートシーンをぜひご体験下さい。
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2021年1月12日(火)~1月24日(日) 展示
- 日韓藝術通信5 温度 / 온도(オンド) -往復書簡-
- COVID-19による接触/接近への抵抗感は、否応なくデジタル化、オンライン化を促進しました。
しかし、リアルな身体経験や物質の価値が下がるわけではありません。
今年度、私達はあえてアナログに、手紙と小作品をリレーさせていく「往復書簡」プロジェクトを日韓のアーティストで始めました。
本展は日韓で交互に行われてきた企画の第5回目として、各自の作品と共にこの往復書簡を展示することを通して、この時代に可能な交流の在り方について探ります。
COVID-19로 인해 접촉/접근에 대한 거부감은, 어쩔수 없이 디지털과 온라인의 가속화를
불러왔다. 그러한 상황에도 현실적인 신체 경험이나 물질의 가치가 하향하지는 않는다.
올해에는 아날로그적 소통방식인 편지를 주고 받는 ‘왕복 서한’프로젝트를 한일 작가들이
몇개월에 거쳐 진행해 왔다.
본 전시는 한국과 일본을 교대로 전시하며, 제 5회째 기획으로, 각 작가들의 작품과 함께 ’왕복
서한’을 함께 전시하며, 지금 이 시기에 가능한 교류의 본연의 의미를 찾아가는 전시이다.
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2020年11月10日(火)~11月23日(月) 展示
- ハレとケ -刺繍三昧の日々-
- マニア手芸家(free embroidery)長谷川眞由美と、日本刺繍ぬいこの日比暢子が、日常と非日常の世界を刺繍で表現します。
歴史ある京町家の空間に作品たちを置いたとき どのような変化をもたらすのか、作家本人も玉手箱を開けるような気持ちでワクワクしています。
趣のある建物とあわせてご高覧いただけましたら幸いです。
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2020年11月4日(水)~11月8日(日) 展示
- JUBILEE
- ジュエリー作家・淺津瞳のコンテンポラリージュエリー展。
主に京都の伝統工芸品である金銀糸を使用した作品を中心に制作し、実用性だけでなく芸術性を重視したジュエリー。
歴史と趣のあるTHE TERMINAL KYOTOさんでの初めての個展です。建物と作品がどのような相互作用をもたらすのか私自身とても楽しみです。
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2020年10月3日(土)~11月1日(日) 展示
- 室礼 SHITSURAI ~Offerings~ Ⅵ
- 「未出現の宇宙」埴谷雄高の未完の小説「死霊」の中で語られる言葉です。
抽象、捨象
例えば100の事象やものから抽象されたひとつの裏側には99の捨象される事象、ものがある。
ひとつの世界が選択された時、そこには無数の選択されなかった世界もそこにはある。
未出現の宇宙、捨象されたものたち、選択されなかった世界、それらは一枚の写真に対するネガフィルムのようなものです。
今回の室礼展では、室礼というテーマと共に、作品の裏側にある未出現の宇宙、捨象されたもの、選択されなかった世界などにも目を向けてみようと考えています。
ひとつの作品が生まれたときにその背景にあるものを見ることで作り手が何を考え、悩み、そして表現したのかを少しでも感じていただけたならと考えます。
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2020年9月13日(日)~9月26日(土) 展示
- 呑海龍哉写真展「SPIRIT OF KYOTO」
- 今回は「SPIRIT OF KYOTO」の世界巡回写真展をパリ、ロンドンに続き地元の京都で行うことになりました。私が15年間京都の町を歩き廻って、撮り続けているスナップ写真の数々の展示になります。
忙しい日常の中では見落としてしまいそうな一瞬の小さな発見や出会いを写真に納めたものを集めました。
京都の人々のSPIRIT(精神)や京都に受け継がれている文化を感じて頂ければ幸いです。
また、建築家でもある私が世界中を旅して宿泊したホテルの部屋を実測したスケッチも合わせて展示させて頂きます。
どちらの展示もこの京町屋を活かした展示にしようと考えておりますので、実際に京町屋とアートが一体になった空間を体験して頂ければと思います。
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2020年8月22日(土)~2020年9月9日(水) 展示
- 結 -connection-
- 画家 宮川光/ORIOBI作家 磨美/陶芸家ティナ・ケントナー/書家 上田普のジャンルの異なるアーティストが
立体に平面に夏の京町屋を彩る4人展。
コロナ禍の今だからこそオンラインも含め、様々な方向から楽しんで頂ける展示を試みようと思います。
どうぞ可能なアクセスで楽しんで頂ければと思います。
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2020年7月25日(土)~8月16日(日) 展示
- 清澄な心、令和の祈り
- コロナ禍で、先の見えない不安と閉塞感が続く世の中ですが……こんなときにこそ、本物の藝術の偉大さに心動かされる機会は大切です。
今回は、将来の日本画界を担い、世界に日本画の素晴らしさを発信しているアーティスト達が京都に集いました。いずれも「Seed 山種美術館 日本画アワード」大賞ほか、多くの入賞経験や展覧会を重ねてきた実力派の方々です。
心が澄み渡る清々しい作品、鎮魂と心の平和を祈った作品など、素晴らしいアート作品に直に出会っていただきたく、ご来場をお待ちしております。
同時に総本山仁和寺第五十一世御門跡 瀬川大秀さまの『令和に伝えたい 仁和寺の祈り』(集英社刊:サイン入り)も紹介させて頂きます。(Produced by Artes Elysion Vol.6 )
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2020年3月23日(月)~4月5日(日) 展示
- Embrace 抱きしめる
- 燻されて焼き締められた無釉の屋根瓦を美しいものとずっと感じて来た。
釉薬の掛かっていない無釉の肌触り、そういう渋いものが好きな私は、土という素材そのものに魅力を感じている。
電気窯で焼き締めのような焼成を試みていた京都時代。それがアメリカに渡り、穴窯の薪による焼成に携わる機会を得た。
5日間の薪焼成は自分で作っていても、窯の神様次第。そのように祈るような思いで出来上がった作品をアメリカから持ち帰り、
今回、ザ・ターミナル京都という町屋のギャラリーで展示していただく機会を与えられた。
歴史的な京都の町屋のしつらいの中で、私の作品がどのような表情を見せてくれるのか、みなさま鑑賞者の方々と共に楽しみたいと思っている。
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- 光象展
- 様々なジャンルの工芸家、芸術家が集うグループ展です。
気に入っていただけた作品は、その場でご購入も可能です(一部非売品もあり)
春の京都での開催は初めてとなります。
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2020年2月25日(火)~3月1日(日) 展示
- うるおい漆展
- "京のうるし 明日のうるし" をテーマに京都で漆制作する若手の思いを未来に届ける展覧会。
20名以上の作者が各自得意とする技法での作品が約70点程並びます。その中には製品開発として漆の「カップ」と「トレー」も展示販売されます。
そして「京漆器写しの技の美」として過去の銘品の精緻な技術の再現に挑戦した作品も展示されます。
是非御高覧ください。
2月29日(土)、3月1日(日)には漆を題材にトークイベントも開催予定です。各日15:00~16:00(入場無料/予約不要)
是非お運びくださいませ。
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2020年1月25日(土)~2月18日(火) 展示
- KYOEN 京縁: International Artists Inspired by Kyoto
- 英字雑誌Kyoto Journal主催展示会。94号「Inspired by Kyoto」で取り上げた京都にインスピレーションを受けた外国人アーティストの作品を一挙に集めます。
新しい「国際芸術都市」としての立場を確立しつつある京都に焦点を当て、京都だからこそ惹きつけられた海外アーティストと彼らの作品を日本人オーディエンスに紹介します。
同じ「京都」というコミュニティに属する者が「共演/協演」し相互理解を深めるきっかけづくりにしたいという想いのもと作り上げられた本展示会。
それぞれの作品に秘められた「京都」のエッセンスとは何か。ぜひお確かめにお越しください。
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2019年12月16日(月)~2020年1月13日(火) 展示
- 【優しい媒体展】 -思いやりの相互作用-
- 大阪府南河内の知的障がい者施設2施設が合同で行うアウトサイダーアートの展覧会です。
彼等の他の存在への想像性と、自らを媒体として生み出す創造性はこれからの世の中に非常に大切なメッセージが隠されていると思います。
彼等の日々の作品とのコミュニケーションをこの機会にぜひご高覧ください。
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2019年11月2日(土)~12月1日(日) 展示
- 廣海充南子【日常曼荼羅】 ー追憶する日常ー
- 日々の宇宙観を絵日記を書くような感覚でオリジナルの曼荼羅を制作している。曼荼羅は「日常曼荼羅」と名付け、日々の様々な縁を描いている。
今回の展覧会のテーマは、<追憶する日常>
『過ぎ去っていった日常を もう一度 追憶している。この感覚は 日々 懐かしく、愛しく、そしてとても切ない』
いつの頃からか、まるでもう一度人生を振り返っているように日常を過ごしている。
最期の瞬間に向かって、日々淡々と向き合って
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2019年10月26日(土)~10月27日(日) 展示
- 神無月の花会 -七草庵社中展-
- ふっと立ち止まり目をとめる そして景色を切り取ったような生け花を目指しています。
七草庵の社中展も今回で8回目となります。彩り豊かな草花たちをどうぞご来遊下さい。
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2019年10月4日(金)~10月14日(月) 展示
- ニュイ・ブランシュ/Villa Kujoyama in The Terminal KYOTO
- 日本文化と「対話」したヴィラ九条山のレジデント13名が、「Ecouter la nature…」展を開きます。
調香師ダニエル・ペシオによる香りに誘われ会場を進むと、イザベル・ルミン、ミモザ・エシャール、ユーゴ・カプロン、マリオン・ドラリュ、サミー・リオ、ローレル・パーカー&ポール・シャマールによる、
作品や試作品の展示をご覧いただけます。
2015年レジデントのミリン・グエンも、パブロ・サラン、山崎康とのコラボレーションで作品を展示します。
ニュイ・ブランシュKYOTO当日は、リュズ・モレノ&アナイス・シルヴェストロによる料理イベントやバンジャマン・ベルトランによるダンスパフォーマンスもお楽しみ下さい。
- ニュイ・ブランシュ/Villa Kujoyama in The Terminal KYOTO
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2019年9月16日(月)~9月29日(日) 展示
- 島上直子-遺された時間-
- いつも時間を感じながら制作している。
流れゆく時間、重なり合う時間、時間はすべてに影響を与え 包んでゆく
厚く塗り重ねられた絵画のマチエールにもまた 時間がある。
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2019年8月29日(木)~9月10日(火) 展示
- 獣貝草虫の博物誌
- 2019年9月、築100年の農家を改装し、 カタツムリに特化した私設博物館「ラセン館」をオープンします。
それに合わせて、同館のメインとなるカタツムリのリアルフィギュア(実物の殻に標本化が困難な軟体部をリアルに再現して、生きている時の様子を再現したもの)を展示します。
同時に、ラセン館の代表でもある造形作家の河野甲による、生き物にスポットをあてた新旧の皮革立体作品を展示いたします。
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2019年5月18日(土)~6月23日(日) 展示
- セレブレーション -日本ポーランド現代美術展-
- 2019年は日本ポーランド国交樹立100周年となり、その記念事業として日本、ポーランド両国で多彩な事業が開催されます。
京都ではポーランドと日本の現代美術を紹介する企画展を、ポーランドの国立文化機関であるアダム・ミツキェヴィチ・インスティテュートと京都市の文化芸術の創造発信拠点である京都芸術センターが共同で開催します。
展覧会は両国のアーティストによる共同制作を含んだ内容で、多彩な関連企画、また大学や他機関とも連携した事業等も合わせて、京都芸術センターやロームシアター京都、The Terminal KYOTO、世界遺産・二条城での特別展示等、京都市内の会場を舞台に約1か月間にわたり開催します
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2019年4月1日(月)~5月6日(月) 展示
- 室礼展 OfferingsⅤ〜Original Memory〜
- 京町家を舞台にして、人と人、人と場所、人と作品、表現と表現(工芸、写真、美術など)、作法と対話、そして昔と今を響き合わせ、客も作り手も触発され、心が和み、喜びを感じられるラディカルな共創世界を作り上げます。家は、日々の生活を快適に心地よくするためのものですが、それだけではなく、心に良い刺激を与えて、心をリフレッシュさせ、活性化させ、社会で生きていく自分を磨き上げる場でもあります。2019年 室礼Vのテーマは、Original Memory。感情や思考、そして創造は、記憶を起源に生まれる。記憶の深いところを活性化することで、自分自身を再発見し、新たな自分に生まれ変わることができる。そうしたビジョンのもと、日本の古き良き家屋空間の中に、1人ひとりの内なる記憶を覚醒させる場作りを行います。
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2019年3月8日(金)~3月14日(木) 展示
- キンミライガッキ 別時間軸の「ニホン・ガッキ」展
- 金継を電子回路化した「電継」他、別時間軸で独自の発展を遂げた日本的な製品を中心に、ずれた時間軸のニホン、身近にありそうでありえなかった、「ガッキ」の展示を行います。
しめ縄、鳥居、杉玉、ここ現代日本にはどうやって生まれたのか詳しく分かっていないのに親しまれ、何となくシンボルになってしまったものが多く存在します。本来の云われが失われたもの、曖昧な言い伝えに覆い隠されたもの、それらは多くの時間旅行者にとって様々な歴史捏造の可能性をはらむ、魅力的なオーパーツです。
ヘイシャでは、パラレルに解釈された時代から、実際に現代でも演奏できるコレクションを選りすぐりました。
時間旅行者の作為やパラドックスがあふれるそれらを、京町家でゆったりと流れる時間の中、「お見せ・お聴かせ」いたします。
(キンミライガッキ・ステートメント担当)
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2019年2月5日(火)~2月19日(火) 展示
- アサギ椀 ー木地師のこころをつなぐー
- かつて存在した京の常の器、浅葱椀ーその精神と美意識を受け継ぎつつも、現代の課題を解決すべく、アサギ椀は生まれました。その課題とは、輪を繋ぐことー木地師、塗師、そして材料に関わる者たちのすべての技術と知恵は、輪をなしています。その輪を、輪のままに次世代につなぎたい。木地師の想いに、職人たちが立ち上がりました。新生「アサギ椀」の姿と物語を発表します。
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2019年1月14日(月)~1月31日(木) 展示
- 渡邉帆南美 個展「光の夢」
- 一見、何も描いてない真っ白なキャンバスであっても、そこに絵は存在しています。
私が作るのは、会場にある電灯を当てて初めて見られる絵です。
何もないようで、そこに存在しているもの。
歩み寄れば全体は見えず、離れれば細部は見えません。
あなたと夢の距離をぜひ見つけに来てください。