展示・イベント
TAEKO NAKAHASHI Solo exhibition
- 概要
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作家・主催者 中橋多恵子 期間 2018年8月20日(月)~8月31日(金) 時間 9:00~18:00 備考 描いてから削る行為を、Diptych (二枚組)の絵画作品を中心に作品化しています。 ドローイングとして、モビールやフリップブックの制作も行なっています。
レポート
中橋多恵子様による油絵を、一階と二階を使って展示して頂きました。
一階は、作家自身が幼少期の写真をインスピレーションに描いた作品を中心に、
二階は歴史的(宗教的)イメージの作品が並びました。
どの作品も共通している事は、完成された作品の表面が所どころ削られている事でした。
人の記憶というものは時間が経つと薄れていき、過去の写真を見返した時でも
忘れている記憶もあれば、鮮明に残された記憶もあります。
歴史的出来事も同様に、その事を体験していない人からでも、出来事は語り継がれていきます。
そんな記憶を削ったサウンドペーパーも作品の隣に並んで展示され、両方のあり方を表されていました。
作品が出来上がる過程をパラパラ漫画にした展示も。