レポート
金属を手掛ける作家様に、町家の各々のスペースを使って展示頂きました。 奥庭に展示頂いたのは、彫刻家 信ヶ原良和様の作品です。
夏の光がアルミニウムとステンレスの素材を照らし、奥庭がキラキラと輝きます。 遠目から雲のようにも見える部分は、近くで見ると葉っぱのモチーフが重なりあっています。
落ち葉が舞い上がって雲化し、雨が降れば再び落ち葉となる。 その繰り返しの様子が表現されています。
ドーナツ状した雲の部分は軽い素材(アルミニウム)から出来ているので、時々 風によって緩やかに揺れていました。 太陽の光と、風。 自然の力を味方に、遊び心ある作品でした。