展示・イベント
奥田誠一 個展 「colony -棲家-」
- 概要
-
作家・主催者 奥田 誠一 期間 2019年1月7日(月)~1月31日(木)※18日入室不可 時間 9:00~18:00 ※19日は10:00-18:00 備考 現代美術
レポート
平面や立体・インスタレーションで作り出される奥田誠一様。
好奇心溢れるアイデアは、素材も技法も一つの枠に留まらず、まさに“表現の自由”
ご覧になられたお客様からは「何人かの人が集まって展示されたのですか?」とご質問を頂いたほどでした。
錫を溶かし、ポタポタと落ちゆく形そのもの。それらを集め、円形型に。
透明樹脂を砕いた欠片に、同じ形は存在しません。
光を受け、敷板に映る姿も美しいです。
赤・青・紺色・緑・黄色・ピンクに染められた粉砕が、敷き詰められた作品。
粉砕の素材は、ホタテ貝です。
ぼんやりと眺めるのか。それとも、ある一色に注目して見るのか。
注目する色によって違う模様がじわじわ浮き出てくる不思議な作品。
溶岩に咲いた花?!
発砲ウレタンとラバーゴム。2,000本もある花は樹脂パールを丁寧に組み合わせたもの。
焼けた和紙を貼り合わせた人型の立体。
畳の上に置かれた作品では、水辺に人が浸かっている様に想像をしました。
個人的な見解を一部含みましたが、現代美術×畳の間。
とても素晴らしい空間でした。