レポート
生駒様は、昨年の第一回 室礼展(町家で春の時期に行う合同展示)にご参加下さった陶芸の作家様です。展示頂いた花器は深い色味と、デコボコした土の質感はまるで火山岩を思い浮かべます。床の間に飾られた真っ直ぐの一本型の花器からは迫力を感じ、床の間という場所に神聖な空気が漂っている様にも感じられました。花器に生けられた一輪の花、室礼を見ていると、花器と花は決してどちらかが勝るものではなく、対な関係であると知り、花器の魅力をまた一つ知りました。