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menu:シュトーレン・リース・ウェックマン

一年を通して四季ごとに行われてきたパン教室も、いよいよ今年最後となる「冬」をテーマにした会が行われました。

縁側にはLivre_tableさんがツリーをご用意され、町家に少し早いChristmasが訪れました。テーブルコーディネートも今回はクリスマスカラーで彩られ、見ているだけでも心躍る雰囲気です。

3種類のパンをこしらえられ、人形の形をしたウェックマンは、チョコレートを添えてそれぞれが思い思いのお顔を作られました。リースにはお味のアクセントにオレンジを加えて焼き上げておられます。ドイツの伝統的なシュトーレンは、一般的には洋酒に漬けたドライフルーツやナッツなどを入れ、クリスマスより少し前に作り、毎日少しずつ食べるという習慣があるそうですが、今回は日本の食材である抹茶や柚子、黒豆などを入れてオリジナルメニューの日本風にアレンジをされていました。出来上がったばかりのパンはふわふわで香りも良く、皆様思わず歓声をあげていらっしゃいました。

作る工程の楽しさの後には、焼きたてパンの他に温かい根菜とスパイスのスープ、グリューワインも机に並び、更なるお楽しみのご試食です。食後は町家の喫茶でお出ししているドリンクメニューからお好きな物を選んで頂き、お茶タイムもゆっくりお過ごし頂きました。教室の皆様で共にする時間は、心も身体もぽかぽかになられたことでしょう。