逸 品
添加物不使用 野菜じゃむ
津乃吉
明治初め 初代が米穀商を営む。(屋号、津乃吉)
戦後 京都東山区の6件の米屋が集まり第六食料品販売企業組合を作り、吉田販売所となる。
1981年(昭和56年)5月 前社長・吉田和親が受け継ぐ。
1982年(昭和57年) 米穀商の将来を考え独自の技法で佃煮の開発に着手。
1983年(昭和58年) 一年間研究の末に商品化を成功させる。(屋号、津乃吉)
1987年(昭和62年) 第六食料品販売企業組合を解散。津乃吉商店として独立、
同時に佃煮製造所を併設し、本格的に佃煮の製造販売を始める。
1995年(平成7年)9月3日 株式会社津乃吉設立。代表取締役に吉田和親就任。
2016年(平成28年)9月 代表取締役社長に吉田大輔が就任。
日本の食は素晴らしい。日本の家庭の食を大切に残していきたい。
津乃吉さんは米屋創業で佃煮屋さんとして知られています。そんな津乃吉さんが取引先の紹介で偶然出会った美味しいセロリ、これをジャムにしたいと思いジャムづくりが始まりました。
加える材料にもこだわり、お砂糖はミネラルも残り、甘みが丸く味にコクとうまみがある国産甜菜糖の氷砂糖や粗製糖を使いました。
人参ジャムは無農薬の人参を使い、子供にも美味しい野菜を食べてほしいという想いで作りました。
そして主軸商品であるちりめん山椒の材料である梅酒、その梅酒を漬けたあとの梅を捨てるのはもったいないとかねてから思っていて、「全ての材料を生かしきる」という理念のもと梅酒ジャムができました。
そこには家族に美味しいものを食べてほしいという日本の温かい心が込められています。
手作りのものは賞味期限が短くて高価だと思われがちですが、塩やお砂糖、天然のものを使い、水に気を配ってきちんと保存すれば、美味しく長くもつのです。美味しいものを作りたい、食べることは命に直結する、こだわった材料で手間暇を惜しまず作ること、そこに食品添加物は必要なかったのです。
「家庭の食卓の底上げをしていきたい。食が豊かになると心が豊かになり人生が豊かになる。そして、食でつながることが人生の生きがい」そう話す表情は輝いておられました。
食を通じてたくさんの人に出会い、出会いが出会いを生む。食べるものは人を幸せにつないでくれます。
だから、津乃吉さんの商品はどれも心温まる美味しく安全なものばかりなんですね。