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								2025年12月12日(金)~12月27日(土) 展示 - 石に話すことを教えるーー生の〈技術〉
- 展覧会「石に話すことを教える——生の〈技術〉」は、人新世における根本的な問いである技術(わざ、知、芸)を、「生に根ざす力」としてとらえ直し、新たな視座を提案する。
 世代や文化の異なる作家たちが、アートを通じて私たちの拠って立つ文明のあり方を問い、生に内在する技術のあり方を思考する。
 
 石は文明の初めから人類と共にあり、束の間の我々の生を超えて遥かな記憶をその内に宿してきた。
 アメリカの詩人アニー・ディラードは『石に話すことを教える』(1983)において、ガラパゴス諸島で出会った青年の仕事を崇高であると評した。
 人類の文明とは、何も意味していない宇宙の中に秩序や法則を見出すこと、宇宙を人間化し、世界を人工的なイメージや言語によって満たしてゆくことにほかならない。
 そして、私たちはいかに高度な科学とテクノロジーを発展させても、世界を人間化できないことを知るのであり、生命と物質についての考えを新たにするのをやめることはない。
 
 
 
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								2025年11月12日(水)~11月25日(火) 展示 - やまわき てるり個展「たましいのいれもの ー Container for the Soul」
- 金沢を拠点とする陶芸家、やまわきてるりが、関西で初となる個展「たましいのいれもの」を開催します。
 やまわきは、海外生活で触れた多様な価値観や、日本に帰国してから再認識したという自然信仰や精神性を出発点に、「見えないけれど確かにそこにある何か」との関係性を意識させるような陶作品を制作してきました。
 展覧会の舞台は築80年を超える伝統的な京町家建築The Terminal KYOTO。
 不思議な存在感を持つやまわきの作品と空間、観客とが静かに響き合う場が生まれるでしょう。
 — text by 勝治真美(滋賀県立陶芸の森)
 
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								2025年10月18日(土)~11月2日(日) 展示 開催中 - ひとり(ぼっち)
- 奇妙なウィルスの拡散によって世界中が停止した2020年1月。振り返れば、その後の数年間はかつてないほどの静けさに包まれていました。
 しかし戦争や内紛は止むことなく、政治的混乱は今もなお続いています。
 一方、AIの急速な進化と私たちの生活への介入によって、人間がこれからどのような存在になりうるのかを見通すことはきわめて困難になりました。
 それゆえでしょうか、インターネットやSNSを介して誰もが誰かと即時に繋がるようになったにもかかわらず、人々は常に不安を抱え、どこにいても孤独感に苛まれているように思えます。
 
 「孤独」をテーマにした本展は、東・中央アジア地域の10都市にあるゲーテ・インスティトゥートが共同展開するプロジェクトSolitude: Loneliness & Freedomの一部として企画されました。
 平面、立体、映像、インスタレーションなど、国内外のアーティスト5名1組の作品を通じて、ネガティブでありながらポジティブにもなりうる日本人特有の孤立感情を「ひとり(ぼっち)」と名づけて検証します
 
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								2025年9月24日(水)~10月13日(月) 展示 - 不在
- 旅とは、新しい場所へ向かうことであると同時に、これまでいた場所から離れることでもあります。
 それは地理的な移動に限らず、人生の歩みや時間の流れもまた旅といえるでしょう。
 そして、その背後には必ず不在が生まれるのです。
 
 不在は、単なる欠如ではありません。
 むしろ、私たちが在ることを強く意識させる契機となります。
 成長や変化の中で振り返ると、かつての場所や時間が確かにそこに在ったと気づくように。
 
 あらゆるものは移ろい、とどまることはできません。
 人生という旅の途上で生まれる不在は、その無常を映し出します。
 
 だからこそ、私たちはこの刹那に確かさを見いだすのではないでしょうか。
 
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								2025年8月19日(火)~9月2日(火) 展示 - 京の浮世
- 本展示では京都芸術大学キャラクターデザイン学科の学生が古典美術の魅力を現代の表現技法で再解釈し、ゴールドトナーという特殊印刷などを用いてThe Terminal Kyotoの一角を彩る作品を制作しました。
 古典作品が歴史を超えて現代学生の感性によりどう変化したのか、作品の数々をどうぞご覧ください
 
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								2025年7月17日(木) イベント - 祇園祭【巡行】
- 前祭りでは23基の鉾が京都市を巡行します。
 鉾は祇園囃子の音色と共に、細い道もギシギシ・ドスンドスンと音をたてながら進み、間近くで見ると迫力があります。
 角を曲がる「辻回し」も見どころです!
 
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								2025年7月14日(~7月15日(火) イベント - 祇園祭【奉納舞台「天岩戸のカミあそび」】【童舞「こどもカミあそび」】
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・手力雄尊(たぢからのみこと)の三柱の御神体人形を頂く岩戸山に因み、
 日本神話の名場面「天岩戸の神楽ーかみあそびー」を、舞と篠笛で披露。
 
 15日は子供たちが、篠笛、祇園祭と岩戸山の縁起歌、童舞を披露します!
 
 観覧無料。
 
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								2025年7月13日(日) イベント - 祇園祭【曳き初め】
- 3日間にわたり組み立てられる山鉾。17日の巡行に向け、山鉾が安全に動くのかを試します。
 数トンある山鉾を地域の人たちが引っ張ります。祇園祭最初の盛り上がりです。
 皆様も盛り上げにお越しください。
 
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								2025年7月11日(金)~7月13日(日) イベント - 祇園祭【鉾建て】
- 釘を使わずに縄を縛って組み立てていく伝統技法。
 鉾に装飾物が着飾れば、その美しい技術は目隠しされるので、是非この期間に受け継がれる職人技をご覧下さいませ。
 
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								2025年7月1日(火)~7月7日(月) イベント - 祇園祭【弐階囃子】
- 京町家2階から風情溢れるお囃子が聴こえてまいります。
 お時間は19:30~21:30頃の予定です。
 
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								2025年5月17日(土)~6月1日(日) 展示 - 修復の練習
- 「オールマイノリティプロジェクト」は発達障害者をはじめとするマイノリティが、社会的孤立・孤独に陥らないフェアな社会の実現を目指す研究開発プロジェクトです。
 当プロジェクト2025年度シンポジウム「修復の練習:当事者と非当事者の溝を埋める」に連動し、築92年の京町家建築The Terminal KYOTOにて、他者とのコミュニケーションや関係性の再構築に着目した展覧会を開催します。本展では、「壊さない」ことよりもむしろ、「壊れたものを修復する」ことの大切さに心を寄せる現代美術家の作品を展示し、分かり合えなさを共に超えていくための視点を提供します。
 
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								2025年5月3日(土) イベント - 室礼展トークイベント
- テーマは「室礼展とは何か?」私とあなたの室礼展!
 室礼展が11年続けてきたことを振り返り、原点を見直し、これから先の室礼展について、展示作家数人による座談会。
 
 
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								2025年4月19日(土) イベント - 室礼展ギャラリーツアー
- 展示作家数人による作品解説
 
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								2025年4月12日(土)~5月11日(日) 展示 - 室礼 SHITSURAI -Offerings Ⅺ
- 室礼とは何か
 場には場の個性がある
 作家がそこに作品を室礼る
 場とモノは互いに響き新たな場を作る
 それはその場のヒトと響き合う
 小さな響は新たなモノに場にヒトに響いていく
 ひとつひとつは小さなものだ
 小さなものが響き合い世界に広がる
 
 室礼展は11回目迎えます。
 会場であるターミナルは大きな町家で土間や縁側、中庭、防空壕、、、様々な場があります。
 作家は作品を展示するのではなく室礼する
 原点に戻り室礼とは何かをもう一度問直します。
 
 そこにはバラバラになりそうな世界をひとつに紡ぐヒントがある。
 
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								2025年3月1日(土)~3月23日(日) 展示 - カイロスとクロノスの狭間 或いは存在と痕跡の考察(後期)
- カイロスとクロノスとは、ギリシャ哲学における2つの時間概念である。
 ギリシャ時代に考察されたこの二つの時間概念は、クロノスが物理的に計測可能な量的時間であることに対し、カイロスは主体的に認識され刻まれる瞬間的時間と定義されていた。
 近代になり、相対性理論と量子力学、宇宙物理学などの発展により時間の概念が大きく変遷した。
 我々が存在する世界の概念が多くの転換期を迎えている現代、クロノス的不可逆の時間の流れの中で、各アーティストがカイロス的時間を丹念に刻み続けて表現した痕跡としての作品を、1000年の歴史を持つ古都京都の中で存在してきたThe Terminal KYOTOの空間に展開する。
 


