展示・イベント

展示・イベント
スケジュール

2024

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  • 2024年12月7日(土)~12月22日(日)

    春望 ーshunbouー
    ロックダウンにより社会が一変したとき、私たちは何を感じたのか。
    不確かな世界で、山河の中に小さな自分を見つめ直す——。
    方巍(絵画 )、UMA (パフォーマンス )、宙宙 (インスタレーション )、谷川美音 (漆芸 )、山口遼太郎 (陶芸 )による展覧会。
    当時上海に住んでいた本展キュレーターの金澤韻によるエッセイも展示。

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  • 2024年11月8日(金)~11月10日(日)

    窯と土三周年記念企画展「千紫万紅」
    2021年にオープンした窯と土は、来月いよいよ無事三周年を迎えようとしています。
    つきましては三周年を記念して、京都「The Terminal KYOTO」にて企画展を開催いたします。

    本年は唐津や備前など日本陶にルーツを持つ写真掲載作家の茶陶作品を中心に、当店取り扱い作家の最新作を出展いたします。
    茶碗や茶入、酒器などに加え、小服茶碗や振出等、茶箱用の作品も展示販売。さらに金沢の仕覆作家、多田けい子さんの茶箱を5点、特別展示いたします。
    まさに千紫万紅、三周年記念に相応しい内容の三日間。作家の在廊もございますので、是非この機会にThe Terminal KYOTOにお立ち寄りください

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  • 2024年10月16日(水)~11月4日(月)

    ヴィラ九条山での工芸レジデンス10周年
    2014年から、ヴィラ九条山は主要メセナのベタンクールシュエーラー財団の支援を受け、レジデンスプログラムに工芸部門を受け入れるようになりました。
    この10周年を記念した本展示では、イザベル・オリヴィエと珠寳によるキュレーションのもと、ヴィラ九条山で滞在してきた工芸レジデントのこれまでの経験、作品やリサーチを紹介します。
  • 2024年10月11日(金)~10月13日(日)

    光象展
    日本各地で活躍されている陶磁、彫刻、紙、京金網、ガラス、絵画、友禅、紬織、彩色、いけばな、造園、表具など、様々な分野の作家が一同に会し、豊かな表現を展開する《光象展》を開催いたします。
    展示と同時に販売も行いますので、ぜひご高覧ください。
    また今回、去年逝去された光象展メンバー・陣内久紹(友禅)追悼展を同時開催いたします。

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  • 2024年9月21日(土)~10月1日(火)

    日韓藝術通信Vol.9「カッカプコ モルダ モルゴ カッカプダ 近くて遠い、遠くて近い」
    わたしたちは2016年より、日本と韓国間の芸術を通した交流を「藝術通信」とし、韓国の清州市、日本の京都市を拠点に両国での展覧会を毎年開催してきました。
    9年目となる 2024年は、日本における展覧会として「カッカッコ モルダ、モルゴ カッカッダ 近くて遠い、遠くて近い」を開催します。
    展覧会タイトルは、韓国の人々が日本を表現する際に使用する「近くて遠い国」という常套句から引用しています。両国の関係は、我々が展覧会を行ってきた8年の歳月の中だけでも、悪化と好転を繰り返してきました。
    しかしながら、我々は数々の協働作業を通し、相互理解を徐々に深め、心理的な距離も「近い」と言えるところまで達してきたと感じます。
    本展では、継続される交流の中でわたしたちが得た実感を背景として、”それぞれの「私たち」らしさ”と”それぞれの「風土」”というセクションを設けました。
    2つのセクションを通して、日本と韓国の多様性と共通項を見つめ、国籍や民族意識を超えた新たな視点の提示を目指します。
  • 2024年9月6日(金)~9月12日(木)

    九十十 2024
    「九十九(つくも)」という言葉がありますが、百の一つ手前で次が「もも(百)」であることから「つぎもも」と言い、この「つぎもも」が短くなり「つくも」となったのが由来と言われています。
    イベント名称である『九十十(くとうてん)』は、「九十九」の次の数字であると解釈し、それは"長寿”を意味すると考えております。
    これまでQUTOTEN.を応援してくださった皆様への"感謝”と、今後のQUTOTEN.の"長寿”を祈る周年イベントとして、『九十十(くとうてん)』と名付けました。

    今回の会場であるTHE TERMINAL KYOTOは、京町家という文化を守り、知識・知恵とコミュニティ醸成の場を提供しております。
    素朴さの中にある美学。
    そんな表現を今回の周年市で目指していきたいと思っています。

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  • 2024年7月27日(土)~8月18日(日)

    Reflections on Invocation and Anima -祈りと霊性についての考察-
    実存についての考察をベースにして、生命と霊性の拠り所について探求してきた。
    2020年コロナ禍により活動拠点であったオランダから日本に帰国を余儀なくされた。
    病疫と戦争が蔓延したこの世界で様々な事象を経験した。
    新作のインスタレーションと、祈りと霊性を探求した作品をThe Terminal KYOTOの空間に展開する。
  • 2024年7月17日(水)

    祇園祭【巡行】
    前祭りでは23基の鉾が京都市を巡行します。
    鉾は祇園囃子の音色と共に、細い道もギシギシ・ドスンドスンと音をたてながら進み、間近くで見ると迫力があります。
    角を曲がる「辻回し」も見どころです!
  • 2024年7月14日~7月15日

    祇園祭【奉納舞台「天岩戸のカミあそび」】【童舞「こどもカミあそび」】
    天照大神(あまてらすおおみかみ)・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・手力雄尊(たぢからのみこと)の三柱の御神体人形を頂く岩戸山に因み、
    日本神話の名場面「天岩戸の神楽ーかみあそびー」を、舞と篠笛で披露。

    15日は子供たちが、篠笛、祇園祭と岩戸山の縁起歌、童舞を披露します!

    各30分。観覧無料。
  • 2024年7月13日(土)

    祇園祭【曳き初め】
    3日間にわたり組み立てられる山鉾。17日の巡行に向け、山鉾が安全に動くのかを試します。
    数トンある山鉾を地域の人たちが引っ張ります。祇園祭最初の盛り上がりです。
    皆様も盛り上げにお越しください。
  • 2024年7月11日(木)~7月13日(土)

    祇園祭【鉾建て】
    釘を使わずに縄を縛って組み立てていく伝統技法。
    鉾に装飾物が着飾れば、その美しい技術は目隠しされるので、是非この期間に受け継がれる職人技をご覧下さいませ。
  • 2024年7月1日(月)~7月7日(日)

    祇園祭【弐階囃子】
    京町家2階から風情溢れるお囃子が聴こえてまいります。お時間は19:30~21:30頃の予定です。

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  • 2024年6月7日(金)~6月23日(日)

    デコーディング・ワンダー  Decoding Wonders
    情報伝達のあり方を捉え直す、グラフィックデザイナーとプログラマーのユニット、インテクスト(外山央、真下武久、見増勇介)。
    看太郎二代目として看板を制作する中で、文字の絵画的・空間的可能性を模索する廣田碧。
    人間の知覚や態度を、音響・映像・インスタレーション等によって問い直す八木良太。
    本展では、三者の作品を縫うように、普段はキュレーターとして活動する金澤韻がテキストで介入。
    身辺にある無数の暗号を解読(デコード)していく試みです。

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  • 2024年5月1日(水)

    室礼展イベント 立礼式「寄木茶会」 /TEA CEREMONY
    立礼式寄木(よせぎ)カウンターで楽しむ茶会を5月1日(水)に開催いたします。
    籏邦充の出品作品の立礼式カウンターはすべて欅(けやき)の木材で制作されています。
    同じ材の寄木が、育った時期や風土の影響を受け、様々に個性が違います。その魅力にフォーカスした作品です。

    この度はそれぞれに宇治でお茶の活動をする尾上宗西と松林俊幸を合わせた3人で寄木からインスピレーションを得た「寄せる」感覚をテーマとした茶会を企画しました。
    事前のお申込みが要らないカジュアルな立礼式の茶会です。是非ご参加ください。

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  • 2024年3月17日(日)~3月24日(日)

    キョートタナカ写真展「忘れえぬ人々」
    恩愛の契りもなければ義理もない、
    ほんの赤の他人であって、本来を言うと忘れてしまったところで人情をも義理をも欠かないで、しかもついに忘れてしまうことのできない人。

    小説家 国木田独歩(1871-1908)の作品の一つ「忘れえぬ人々」という作品。

    旅先で出会う男から主人公が聞かされる”忘れえぬ人々”とは、例えば ”旅先の島の遠くに見える磯を漁っている人” “阿蘇の麓で見た馬子の後ろ姿” “悲しげな音を奏でる琵琶法師”
    生の孤独を感じて人懐かしくなると思い出す風景、人々。

    遠回しで否定形を重ねた婉曲的な表現でドライな描写、距離感があり、自身に語りかけのない人の事。
    ですがその奥に灯る暖かな火は確かに存在する。

    それは私の撮る写真に無意識的に共通するものがありました。初めて訪れたフランスと生まれ育った京都の風景を撮りました。
    自分なりの答えを提示し、あなたの心の窓になり、忘れえぬ人々を見つけてほしいのだ。

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  • 2024年2月16日(金)~3月3日(日)

    逃げ水をすくう
    「逃げ水- 砂漠や暑い日のアスファルト道路で遠くに水があるように見える蜃気楼の一種。
    近づくと消え再び遠くに現れることから、まるで水が逃げていくように見える気象現象
    「こうしたい」「こうなりたい」という希望や願いは、逃げ水の様だ。
    追いかけていくと見えなくなり、想いが成就したとしてもそれは儚い存在になり、再び新たなものを追求する。先が見えない時代を生きる現代人も何か手掛かりを掴もうと探し求める。作家の心持ちもこれに近い。
    作品が完成しても改善すべき点が浮かび上がり、新たな作品課題として思考し制作する。    
    それが繰り返され果てることがないが、それでも作家は「本当の水」を求めて日々探究していく。


    この展覧会では、各々の作家がさまざまなアプローチで追い求める「水」を展示する。日常の現象に着目した作品、社会問題を扱った作品、画材とは異なる素材を用いた作品、自身の内面を表出した作品など。伝統ある京町家の空間に展開した作品=逃げ水は果たしてすくうことができるのだろうか」

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  • 2023年12月23日(土)~2024年1月21日(日)※【年末年始休暇】12月30日~1月6日

    小林雄一、西山奈津 二人展 -つちをみる-
    自分が思う陶芸の美しさとは。
    面白さ、凄みを感じる造形とは。

    自分の表現を探し求めて、土と向き合い作陶を続けてきました。
    私たちにとって物作りとは、何かを見たり触れたりした時の動いた心のすぐ先にあるもので、それはとても身近で自然なことなんだ。
    そのことに気付いた独立10年目。
    もっと心の赴くまま自分の感覚に委ねて手を動かしてみよう。

    「見る」とは、視覚だけでなく、物事を探りとらえる、判断するなどの意味があります。
    11年目の今年、土を見続けてきたそれぞれ二人の花器や酒器、茶器などを展示いたします。
    是非ご高覧ください。