展示・イベント

展示・イベント
スケジュール

2023

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  • 2023年12月3日(日)~12月17日(日)

    清水万佐年・後関裕士・デラックラーセン3人展
    ―日常に器がもたらす幸せをー
    その器を手に取った瞬間に、自分だったら何を盛り付けるのだろう?
    そうイメージが掻き立てられる器との出会いは尊く特別なもの。
    その器が家にあるだけで、日常のちょっとした時間が特別になる、そんな幸せをより多くの人に届けたい。そんな思いで器を中心とした今回の3人展の開催が決定しました。
    ぜひ今回の展示会でお気に入りの作品を見つけてください。
    皆様のご来廊お待ちしております。

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  • 2023年10月14日(土)~10月29日(日)

    Österut/ ひむがしの
    「Österut/ ひむがしの」は、スウェーデン人の光のアーティスト、ソフィア・イヴァルソンと、ピアニストでパフォーマンスアーティストの牧村英里子のコラボレーションプロジェクト。
    この展示会では、物語のツールとして光と対話の関係性を掘り下げながら、今日の日本における社会と人間関係のテーマへ投影していく。
    東の日本の文化と西洋・スカンジナビアの美学における親和性を、歴史ある京の町屋で体感していただきたい。
  • 2023年10月14日(土)

    Special Sweets Time
    特別な1日。
    この日だけのメニューが登場するSpecialSweets Time。
    この日は無花果と葡萄を使ったSweetsとワインとのマリアージュをお楽しみください。

9

  • 2023年9月30日(土)~10月9日(月)

    境界/Le Seuil  ニュイ・ブランシュKYOTO 2023
    2017年に初めて日本を旅したとき、空間の間にある対立の概念の間にある空間がこの国ならではの意味があることを発見しました。
    例えば、インテリアとエクステリア、パブリックスペースとプライベートスペース、あるいは暖簾や石畳、注連縄などが展示されている聖なるものと俗なるものの空間。
    私は、そういう概念の間にある間隙に興味を持つようになっており、このプロジェクトを「境界」と名付けるこにしました。この概念の漢字の組み合わせは基本的な疑問に繋がっています
    境界自体が世界になれるか? このような疑問により、間(ま)の概念に導かれました。
    これを元にしており、光と影、視覚と聴覚、豊かさと空虚さ、芸術と工芸、文章と絵画の境界を探求を始めてクリエイティブな旅に出ました。
    ターミナル京都の2階には、長い廊下で仕切られた2つのスペースがあります。私は「陰」と「陽」の概念を参考にして展示会を設計しました。
    一方には「満」があり、もう一方には「虚」があります。左側に光、右側に影があります。
    来場者の皆様を全ての反対を表す空間に招待させていただきます。
  • 9月11日(月)から9月24日(日)

    Fumosense
    身近な存在であるうつわをモチーフに、そこから未知なるものの視覚化への展開を試みています。
    UTSUWAシリーズと、時の重なりをテーマにしたTraceシリーズを展示します。
  • 2023年9月2日(土)~9月18日(月)

    空にて型を成す
    「使われなくなったものの空いたところ、空いた場所。
    そこにある・あった型から、新たな形を織り、編み、成していく。」

    私は、織り、編み、結びの連続する形の美しさや、それらを成す工程・道具に心惹かれる。
    本展覧会では呉服屋にルーツを持つTHETERMINALKYOTOの町屋で、日本の住まい装いから着想を得た作品をその暮らしの道具も交えながら展示構成する。
    立って離れて観る、座って近くで覗いて観る。身近な暮らしの道具でありながら、宝物のように大切にされてきた衣服や道具といったものたちに、和室ならでは人々の動きを合わせてみて、あらたな見え方・見せ方を探る。

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  • 2023年8月29日(火)~9月6日(水)※最終日は16:00迄

    宇都果歩 個展 「たどる」
    ー初個展ー
    「足の人」がなぜ個展をするのか。

    「お足とくつと」では、足のケア、靴の履き方から身体を整えることを仕事にもち、全国のクライアントと身体、心をチューニングし、まわりや状況と調和する面白さを分かち合っています。
    セッションをしていて思うことは、自分で作った枠や、常識や人の目に固まる姿、人の真似で安堵し思考停止する。そこから身体のこわばりに繋げる。
    ご本人は五感を感知できるどころじゃなく、全身体のパーツが、補填補填で大忙し。多くの方に見られる状態です。

    足に触れていると、それらから解放されたその人本来のエネルギーが、光りを放ち出す瞬間があります。
    セッションで心がけていることは、私自身が心地よく素直であること。ほどける時間と空間を提供すること。
    そのために、自分を整えることの重要性を痛感しているので、やりたいことの優先をあげています。
    そのうちの一つが、言葉と絵の表現。
    情報が溢れる世界において、ほどかれ、ほぐれ、穏やかで、清々しく、ふと自分に立ち返るような、そんな表現はないかとInstagramで発信しています。
    絵の持つエネルギーに触れる原画を見てもらう場が欲しいと思いました。
    このような貴重な場を頂き全方位に、感謝申し上げます。
    ありとあらゆる人、この時に、この地球に、生きていていいと毎日言われる。そんな準備期間でした。

    「お足とくつと」らしくルーツと靴を紐解く「たどる」
    靴紐をはらりとほどく二足歩行を選んだ「ヒト」に捧ぐ。
  • 2023年8月11日(金)~8月25日(金)

    無聲誦讀 Reading Without Sound
    今回の展示は空間によって、インスタレーション作品で展示を構成する予定です。
    The Terminal Kyotoのコンセプト「本来の姿に戻す」から連想して、1932年に建てられた京町家その空間にあらゆる日常の物事に潜む記号、思い出、感情を素材として表し、
    そして、この空間にいる人々に各自の思い出を頼りに思考を巡らせながら、自分の中に新たな共鳴を蘇らせてほしいと思います。
  • 2023年8月11日(金)~8月27日(日)

    意臨・形臨 書道におけるキュビズムの世界 〜視点の複数化による言葉の解体と再構築〜
    キュビズムとは、ピカソなどがいろいろな角度から見た物の形を一つの画面におさめた20世紀初頭の新しい美術表現である。
    キュビズムから得たインスピレーションを元に、多視点による文字や言葉の解体と再構築に挑戦する。
    現代を生きる私たちは言葉一つ受け取っても多様性を秘めており、捉え方ひとつで喜ぶ人、怒る人、悲しむ人様々である。捉える角度による言葉の持つ力と、視覚的な文字を解体し、複数の視点から再構築する。

    臨書 : 手本を見て書くこと
    形臨: 形を真似て臨書すること
    意臨: 意図やリズムを汲み取りつつ臨書すること

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  • 2023年7月21日(金)~7月30日(日)

    河井工房三代展 ー武一・透・亮輝ー
    ⺠藝運動を牽引した陶芸家、河井寛次郎の甥、河井武一を初代とする河井工房は⺠藝が持つぬくもりと実用性を両立した独自の京焼⺠窯を作り続けています。

    初代河井武一は、1927年より叔父河井寛次郎の下にて作陶を修行。 以降、寛次郎が没するまで40年近くにわたりその指導を受け、呉 須、辰砂、飴釉、鉄釉など⺠芸芸術を継承しました。
    二代目透も父・河井武一と大叔父である河井寛次郎に師事。そして
    河井家が育み、高めてきた技法の数々は現在三代目となる河井亮輝の作陶に受け継がれています。

    茶陶から食器、花器までを幅広いラインナップをお楽しみください。
  • 2023年7月17日(月)

    祇園祭【巡行】
    前祭りでは23基の鉾が京都市を巡行します。鉾は祇園囃子の音色と共に、細い道もギシギシ・ドスンドスンと音をたてながら進み、間近くで見ると迫力があります。角を曲がる「辻回し」も見どころです!
  • 7月14日(金)「天岩戸のカミあそび」 7月15日(土)「こどもカミあそび」

    祇園祭【奉納舞台「天岩戸のカミあそび」】【童舞「こどもカミあそび」】
    清らかな笛の音で舞う天宇受売命(アマノウズメノミコト)。日本神話に取材した岩戸山に因み、天岩戸の神楽(かみあそび)を舞と篠笛で表現します。
    15日は、子供たちが篠笛、祇園祭と岩戸山の縁起歌、童舞を披露!観覧無料。
  • 2023年7月13日(木)

    祇園祭【曳き初め】
    3日間にわたり組み立てられる山鉾。17日の巡行に向け、山鉾が安全に動くのかを試します。
    数トンある山鉾を地域の人たちが引っ張ります。祇園祭最初の盛り上がりです。
    皆様も盛り上げにお越しください。
  • 2023年7月11日~7月13日

    祇園祭【鉾建て】
    釘を使わずに縄を縛って組み立てていく伝統技法。鉾に装飾物が着飾れば、その美しい技術は目隠しされるので、是非この期間に受け継がれる職人技をご覧下さいませ。
  • 2023年7月1日~7月7日

    祇園祭【弐階囃子】
    京町家2階から風情溢れるお囃子が聴こえてまいります。お時間は19:30~21:30頃の予定です。

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  • 2023年5月5日(金)

    室礼展 SHITSURAI -Offerings Ⅸ 体験イベント「桶に入ってみませんか?」
    土間に展示中の作品、高さ約140cmある桶は、徳島県で活動する桶職人 湯浅啓司の作品です。
    徳島県の発酵茶「阿波番茶」を作る為のもの。
    イベントではまず、桶職人 中川周士と近藤太一によるコアな桶トークをお聞き頂いた後、あなたもこの大きな桶に入って発酵されている気分になっていただきます。
    桶職人によるトーク、発酵に使われる桶、そしてあなたという存在。
    その沢山の要素が融合して醸し出される、新たな体験をお楽しみください。

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  • 2023年4月30日(日)・5月7日(日)

    室礼 SPECIAL EVENTS ②古川友紀と桑野聖子によるコンテンポラリーダンスパフォーマンス
  • 2023年4月8日(土)

    室礼 SPECIAL EVENTS ①パネルディスカッション「Vanishing Border」withジョン・チョイ& レオン・チウイン
    消えゆく境界線:
    写真家ジョン チョイは、研究者のレオン チウイン、デズモンドウォンと共に、2013年以来、ポストコロニアル時代の香港と中国本土の間で移り変わる境界線の風景を記録し続けている。
    戦後、この地政学的緩衝地帯は、近年の大規模なインフラ開発に至るまでは、その農村と伝統的な慣習が守られてきた。チョイはこの閉鎖的な地域に移り住み、長年にわたり、大判のパノラマ風景写真を通して、境界線の消失の大きさを捉えてきている。解体、抗議活動、祝祭行事などを撮影した彼の写真からは、個人の意志と地政学的な力との間で終わることのない最前線の緊張を感じとることができる。

    Vanishing Border:
    Photographer John Choy, together with researchers Leung Chiu-yin and
    Desmond Wong, has been documenting the changing border landscapes
    between postcolonial Hong Kong and mainland China since 2013. In the
    postwar era this geopolitical buffer had protected its rural villages
    and traditional practices only until the recent massive-scale
    development of infrastructure. Choy moved into this closed-off area and
    for years captured the magnitude of the border’s disappearance through
    large-format panoramic landscape photographs. His images of demolition,
    protests, and festive events allow us to experience firsthand the
    never-ending frontline tension between individual will and geopolitical
    forces.

  • 2023年4月2日(日)~5月14日(日)

    室礼 SHITSURAI -Offerings Ⅸ- The Shore of Two Infinities-
    本展では木桶職人と写真作家による展示を行う。
    日本の手仕事による木桶は、容易に水を溜められるように精密に作られている。
    満たす行為は人の知覚の象徴となり、その壁を隔て二つの領域を形成する。外には定義や認識できない不可視のものが存在し、内には宇宙があり、その空間にあるものを守り、蓄積し、変化させる場所でもある。
    それは自然から技術により機能を抽出する工芸の原点であるが、その美しさによって日常生活の中で未知なるものを感じさせ、可能性を思い起こさせてくれる。        
    写真においても、美しさと実用性は密接に関係している。主な道具である感光性表面は、未知なものを何かに変換し、持ち還ることを可能にさせる。
    冒険者として石が水面を弾き越えるように、人の知覚の限界を超え楽しむことができる。
    一瞬の美しさは触媒となり、再び手の届かない広大な世界へ消える前に捉えられる。
    写真には人の心を動かし、静かに境界を越える力がある。

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  • 2023年3月18日(土)

    Special Sweets Time
    特別な1日。
    この日だけのメニューが登場するSpecialSweets Time。
    この日は苺を使ったSweetsとワインとのマリアージュをお楽しみください。

  • 2023年3月12日(日)~3月26日(日)

    「心の窓 ~やさしい時間~」女流日本画家3人展 ―菊池貴子、武田裕子、森萌衣―
    桜の開花を待つ春の陽気を感じるこの頃、その一枚が部屋にあるだけで、穏やかで優しい気持ちになれたり、ホッと一息をつけたり、懐かし思い出を思い出したり……。
    繊細で柔らかな色調の日本画展を行います。東京藝術大学で教鞭をとる武田裕子さん、京都市立大学で後輩の指導に当たる森萌衣さん、東京藝術大学を卒業後、日本画と七宝を組み合わせて独自の新境地を切り開き、高い評価を受けている菊地貴子さん。
    今、最も期待されている女流画家3人が「やさしい時間」を描きます。
    是非、ご高覧いただければ幸いです。
  • 2023年3月3日(金)~3月5日(日)

    光象展
    日本各地で活躍されている陶磁、彫刻、紙、木工、京金網、ガラス、水墨画、友禅、紬織、彩色、いけばな、造園、表具の全13分野にわたる作家が一同に会し、豊かな表現を展開する《光象展》を開催いたします。
    今回は第10回となります。
    展示と同時に販売も行いますので、ぜひご高覧ください。

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  • 2023年2月12日(日)~2月26日(日)

    木とそのたの精霊|Trees and other spirits|Bäume und andere Wesen
    復元された京町家 The Terminal Kyoto の数多い部屋には何かの気配が感じられます。
    その空間に主に”木”という多彩な存在との向き合いから生まれた作品を融合させ、訪れた方々にご自身の感情や記憶、普段とは違う感覚を蘇らせる機会を与えることができればと願っています。
    水彩画・能面・立体や映像作品を含む当展覧会で新しい世界感を味わっていただければ幸いです。

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  • 2023年12月23日(土)~2024年1月21日(日)※【年末年始休暇】12月30日~1月6日

    小林雄一、西山奈津 二人展 -つちをみる-
    自分が思う陶芸の美しさとは。
    面白さ、凄みを感じる造形とは。

    自分の表現を探し求めて、土と向き合い作陶を続けてきました。
    私たちにとって物作りとは、何かを見たり触れたりした時の動いた心のすぐ先にあるもので、それはとても身近で自然なことなんだ。
    そのことに気付いた独立10年目。
    もっと心の赴くまま自分の感覚に委ねて手を動かしてみよう。

    「見る」とは、視覚だけでなく、物事を探りとらえる、判断するなどの意味があります。
    11年目の今年、土を見続けてきたそれぞれ二人の花器や酒器、茶器などを展示いたします。
    是非ご高覧ください。